ワンストップ
ソリューションの
経験を通して
Y.Sさん
入社半年間の研修を経て、設計担当に配属されてまもなく、私は所属するシステム事業部内で「1人ワンストップソリューション」を経験する機会をいただきました。
私が経験した「1人ワンストップソリューション」とは以下の1から4の流れです。
- 「営業」としてお客様からご要望をうかがい、どのようなAVシステムを必要としているのかまとめる
- 「設計」はお客様からヒアリングした内容をもとに、国内流通の「音響・映像」機器の中から機器を選定して設計図を作成する
- 「製造」で設計図をもとにいくつかの機器をつなげ、組み立てる
- 「施工監理」として機器を据え付ける工程監理を行い、機器の動作チェックをした後、お客様にAVシステムを納品する
本来は、1〜4の工程がそれぞれの担当に分かれています。1つの案件について、1〜4すべての工程を1人で担当できる「ワンストップソリューション」は、なかなか経験できることではありません。分からないこともたくさんありましたが、各工程で先輩からフォローしていただきながら進めることができました。
私が担当したケースは会議室の改修案件で、その案件を通して2つのことを実感しました。1つは「営業」として会議室を利用する目的や利用方法などをお客様から聞き出す上で必要な【お客様の視点】、もう1つは「設計」、「製造」、「施工」それぞれの担当を経験することにより【役割による視点の変化】。ここで得た経験は、電音エンジニアリングの仕事をする上で、自分の財産となっています。そして今後も設計担当として、お客様にAVシステムを提供するときに「1人ワンストップソリューション」によって得た経験を活かしていきたいです。